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学科の教育

高等部就業技術科の教育
1 学科の教育目標等
・生徒一人一人の人権を尊重し、障害の特性等に応じた専門的な教育を推進するとともに、健康で豊かな人間性や個性・社会性を育み、社会参加・自立し、社会に貢献できる人間を育成する。
・「誠心誠意」を校訓とし、企業就労に必要な基本的な資質・能力を養い、地域社会の中で自立し、生涯にわたって心豊かに生きていく人間を育成する。

―「企業就労等を通じて自己実現と自立、社会参加を果たし、
社会に貢献できる人材」の育成―

2 学科の教育目標を達成するための基本方針
全教員が、知的障害、発達障害についての十分な専門的知識に基づき、生徒の特性の理解に努める。生徒が主体的に力を付け、その力を維持、応用、発展させていける指導を行う。

全ての教員が人権に関する理解を深め、体罰根絶はもとより、教育活動全体を通して、高い人権意識に基づく指導を行う。

各教科の年間指導計画を作成し、的確な実態把握、段階的な目標設定を行い、個別指導計画、学校生活支援シート(個別の教育支援計画)を作成する。保護者との共通理解の上で活用し、集団及び個々の特性に応じた段階的・効果的な指導と評価を行う。

キャリア教育、人権教育、性教育、安全教育、学校安全計画、特別活動、道徳、自立活動、総合的な学習の時間・総合的な探究の時間の全体計画・年間指導計画を作成する。

企業就労に必要な学力や体力、社会性等を育成するため、基礎・発展・応用の各段階の各教科の指導内容・方法等を具体化し、指導する。

学習指導要領の改訂に対応し、「知識・技能、思考力・判断力等、学びに向かう力・人間性等」の育成を目指し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を推進する。授業計画に基づき実施、授業評価による改善、教育課程の適正な管理を行う。

持続可能な社会づくりに資するため、各教科において、SDGsの各目標に関連付けられる単元を設定し、生徒が主体的・対話的に取り組み、深い学びとなるようにする。

職業に関する専門教科に基づく職業教育の系列として、流通・サービス系列と家政・福祉系列を設置し、生徒全員の企業就労に向けて、専門性の高い職業指導を実施する。

流通・サービス系列には、ビルクリーニングコース、ロジスティクスコースと事務コース、家政・福祉系列には、食品コースと福祉コースを設置する。

「カリキュラム・マネジメント」の確立のため、普通教科・職業に関する専門教科の指導内容を相互横断的な視点で組み立て、教育活動全体の質の向上に努める。

第1学年のトライアル実習(校内模擬現場実習)や就業体験(職場見学及びインターンシップ)、第2、3学年の産業現場等における実習などを行い、専門的な職業能力の育成を図るとともに、生徒の職業適性を的確に把握する。

「キャリアガイダンスの時間」は、自立活動として困難を克服するための知識・技能等、また良好な人間関係を築き豊かに生きる道徳的判断力・心情・意欲と態度を育成する。

校則の下学校生活の決まりを定め、遵守することを通して規範意識を高め、主体的に善悪を判断し、社会規範に沿った生活を送れるようにする基礎を養う。

保護者・地域・企業等の関係機関と緊密に連携し、在学中の学習や経験が、卒業後の職業生活・社会生活の充実や更なるキャリアアップにつながる質の高い教育を実施する。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、関連付けた教育活動を充実させ、家庭や地域等と連携して継続して取り組む「学校2020レガシー」を構築する。

 
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