令和4(2022)年6月21日(火)公開
株式会社日立ハイテクサポート様による『理科教育支援活動』の出前授業の様子です。
株式会社日立ハイテクサポート様には、進路指導関係に加え、本校の理科学習についても御協力をいただいております。
株式会社日立ハイテクサポート『理科教育支援活動』 令和4年度出前授業
「日立卓上型電子顕微鏡(Miniscope(R) TM4000Plus II)で見る世界」
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6月8日(水)に株式会社日立ハイテクサポート工藤庄様、株式会社日立ハイテク寺田大平様に、1年生の理科の特別授業をしていただきました。昨年度同様、リモートでの実施です。
『見えないものを見てみることで どんな世界が広がるか 確かめる』
初めに工藤様から、本校7期卒業生Yさんの「デビュー」として紹介があり、Yさんの進行でクイズ形式のスライドが始まりました。分かりやすい質問に、生徒は正解だと思うものに手をあげたり、答えを聞いて声をあげたりして、楽しく授業が進みました。紹介された電子顕微鏡は、見るものを10万倍に拡大でき、1000円札を10万倍にすると、富士山の高さと同じになるそうです。
中身がつかないヨーグルトのふたや、刺したとき痛くない注射針の仕組みは?それぞれ「凸凹したハスの葉の表面」「刺されたことに気付かない蚊の口先」の形を真似ていることを知りました。スクリーンで巨大な蚊の口の写真を確認し、自然から学び創り出されたテクノロジーは、生物模倣技術(バイオミメティクス)というのだと学び、その耳慣れない言葉を、丁寧に書き写していました。
後半は、社員として働いている卒業生が次々と画面に登場し、メッセージをくださいました。
8期生Tさん「出社して顔を合わせることが少なくなって、コミュニケーションの大切さがよく分かります。報告・連絡・相談をできるようになってください。」、9期生Hさん「検定などに挑戦して力を付けてください。努力は報われます。」、10期生Sさん「永福の専門のコースでいろいろな業務を経験することが、将来生かされます。」、11期生Yさん「メモを取って見返すことを習慣にすると、仕事をするときに役に立ちます。」、1期生Sさん「メモを取ること、見返して確認することを心がけましょう。分からなかったり悩んだりしたときは周りの人に相談することが大切です。」
生徒は、貴重なアドバイスを一生懸命メモ帳に書いていました。頼もしい先輩の姿は、憧れとともにこれから成長していく良い道しるべになりました。
授業終了後、いただいた「修了証書」を一人一人受け取りました。
【理科教育支援活動の詳細は、株式会社日立ハイテク様の理科教育支援専用ページを御覧ください。
URL
https://www.hitachi-hightech.com/jp/science-edu/ 】