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令和4年度「海洋ごみの問題」に関する授業 2年生

令和4(2022)年11月15日(火)公開
令和4(2022)年11月16日(水)最終更新

一般社団法人JEAN様に、海洋ごみの問題について出前授業をしていただきました。
この出前授業は、本校で進めているSDGs学習の取り組みの一環です。2年生はこれらの取り組みをもとに調べ学習を進めています。
 

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一般社団法人JEAN様
令和4年度出前授業「海洋ごみの問題」に関する授業_2年生

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一般社団法人JEAN 令和4年度出前授業「海洋ごみの問題」に関する授業  
 

10月26日(水) 「美しい海をこどもたちへ」残すために海洋ごみの問題に取り組み様々な活動をされている、一般社団法人JEANの小島 あずささん 、吉野 美子さんを授業の講師に迎えました。私たちが暮らす地球の環境についてお話を聞き、考える学習をしました。

一般社団法人JEANは30年以上前から海に流れてきたごみ・海岸に散らかったごみ・マイクロプラスチックなどが、環境を汚染し、地球や生き物を危機にさらしていることなどの問題に取り組んでいます。漂着・散乱ごみの調査集計や、クリーンアップキャンペーン、講演活動・広報活動などをとおして、美しい海を取り戻し守る活動をされています。

授業の様子1

◎講演の内容

私たちが使っているプラスチック製品は便利ですが、たとえば屋外に長く置かれているうちに劣化してボロボロになり、小さなかけらになって雨で流れていくことがあります。また、正しく収集所に出したつもりのごみ袋でも、破れてこぼれたごみは側溝に落ちて海に流れていくことがあります。魚や鳥がそれらを餌と間違えて飲み込んでしまうと、体内でずっと消化されません。そして、その魚などを私たちが知らずに食べてしまうかもしれないことも知っておくことが必要です。



◎「環境のためにどんなことができるでしょうか」という問いに対し、生徒からは以下のような意見がありました。

  • 「ペットボトルではなくマイボトルを使います。」
  • 「シャープペンシルやボールペンは持つところが紙のものを使います。」
  • 「インクのなくなったボールペンは、穴をあける道具として再利用します。」

世界でも日本でもSDGsの取組が始まって数年経ち、生徒の意見も、生活する中で気付き、考えたものが増えてきているように感じます。

授業の様子2



◎お話を聞いた後のワークシートへの取組

  • 「人間が出したごみなどで、他の生物に迷惑をかけていることを初めて知りました。」
  • 「プラスチックのかわりに木や紙などを使うと良いことが分かりました。」
  • 「プラスチックを他の物に作り変えて、また使うのが良いと思いました。」
  • などの感想や、
  • 「ゴミを持ち帰って捨てることなどを頑張っていこうと思います。」
  • 「自分が出来ることを見付け、地球が豊かになるよう協力したいと思います。」
  • など今後の行動への意欲など、学んだことを振り返り自分の考えをまとめていました。


    ★便利なものを使ったり捨てたりするだけでも、地球の環境、生物を傷付けてしまうこともあることに気付き、環境について学び、自分のこととして考え、積極的に行動することの大切さを知ることができた貴重な学習の機会でした。


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